「障害者に優しい」歯科医院です。

コンセプト

院長、副院長とも障害者歯科学会認定医です。
茨城県下でも障害者を受け入れる歯科医院は少なく、そんな状況のなか当歯科医院は障害者や有病者の方々の対応が積極的なため障害者患者の来院も多くみられます。
また院長は、歯科麻酔学会認定医でもあり、当歯科医院では全身麻酔下での歯科治療をしています。「日帰り全身麻酔下歯科治療について」でも記していますが、当歯科医院では平成7年以来障害者歯科に力を注いできましたが、これまでに全身麻酔約1,300例、静脈麻酔約1,300例程を行い事故は1例もありません。

日帰り全身麻酔下の歯科治療について

<全身麻酔とは?>

歯科治療拒否の患者さんに対しネットによる抑制治療を長時間行なうことは、強いストレスを与え続け
る事になり、時として非常に危険な状況を生じます。
全身麻酔下治療は、処置に伴う痛みや不安や恐怖などの苦痛を取り除き、安全に処置を受けていただくためのものです。完全に意識のない状態での治療ですので、途中に痛みで目が覚めてしまうことはありません。また、非常に目覚めのよい麻酔薬で麻酔を行っておりますので、目帰りでも間題はありません。


<どの様な人が対象になるの?>

・歯科治療の意味が理解出来なかったり、不随意運動などのために治療に協力が得られない方(具体的には知的障害、自閉症、脳性麻痒、てんかん など)
・非常に恐怖心が強い方
・異常絞扼反射(吐き気が強い)の方など


<全身麻酔中って普通に眠っているだけなの?>

普通の眠りとは違います。全身麻酔は脳に作用する静脈麻酔薬や吸入麻酔薬によって、強制的に意識をなくし眠った状態にします。麻酔薬の作用のために患者さんの呼吸や心臓の働きも弱くなります。また治療中に体が動くと危険なので筋肉の動きを止める薬(筋弛緩薬)を使用する場合は呼吸も完全に止まります。そのため麻酔医は、患者さんが眠っている間に口から気管ヘチューブを入れて器械で人工呼吸をしたり、心臓の働きが危険なレベルでないかなどを治療の間ずっと監視し続けて、患者さんを危険から守ります。

<全身麻酔の流れってどんななの?>

注射、または麻酔ガスを吸うことで眠っていただきます。その後、金属製の器械で口を開け人工呼吸の為のチューブを気管の中に入れます。
治療中は呼吸・循環管理等の全身管理をしながら麻酔を維持していきます。
治療が終了してから麻酔薬の投与を止めると麻酔から覚めてきます。しっかりとご自身で呼吸ができるようになってから人工呼吸用のチューブを抜きます。チューブを抜いた後は全身の状態が落ち着き安全なことを確認した上で回復室に移動していただきます。個人差もありますが、おおよそ30~60分間の休憩の後帰宅していただきます。


<なぜ、全身麻酔の前には(お)食事が厳重に制限されるのでしょう?>

麻酔中は睡眠中と違い、胃の中に内容物がたまりますと嘔吐を起こしやすく、これが肺に入りますと窒息をおこし肺炎になるなど、非常に危険です。そこで、全身麻酔をかける場合、予め胃の中を空虚にしておくことが大切なのです。ですから全身麻酔予定時聞の何時間か前から、食事の制限を指示されます。「かわいそうだから」といって、指示以外の時聞に食べ物を与えたりしますと、取り返しのつかないことがありますので、この点だけはくれぐれも厳重に守ってください。保護者の方だけでなく、お子様の兄弟やお姑さまなどにも良く理由を説明しておいて下さい。

<全身麻酔は安全ですか?>

安全性に関しては色々なデータがありますが、一言で言いますと現在の麻酔は非常に安全性が高いといえます。しかしいくら医学が進歩したといっても、残念ながら「100%安全」と断言することはできません。万全の体制で臨んでも麻酔が原因となる死亡が約10万例に1例程度あリます。さらに患者さんに合併症がある場合にはその率は高くなります。そのため麻酔医は麻酔・治療中のあらゆる異常事態に対処できるように務め、十分な監視装置と薬剤を用意して麻酔をおこなっています。しかしながら、きわめて稀ではありますが、以下のような合併症が起こる危険性があることをご了解ください。

全身麻酔に伴うもの:一時的な悪心・嘔吐、頭痛、喉の痛み、声のかすれ、口唇や鼻腔からの出血、薬剤アレルギー、肺炎・気管支炎などの感染症

非常に稀なもの:体温の上昇に伴う全身の臓器障害(悪性高熱症)、アナフィラキシーショック、心・肺・肝・腎など機能低下、注射部位の細菌感染、膿瘍形成、脳・脊髄・神経系の障害、痙攣、意識レベルの低下

合併症を疑わせる症状が認められた場合は、患者さんの救命ならびに後遺症を最小限にするためのあらゆる努カをいたしますが、その際には予定されていた処置とは異なった処置が行われる可能性があります。因みに、当歯科医院では平成7年以来障害者歯科にカを入れてきましたが、これまでに全身麻酔約1,300例、静脈麻酔約1,300例程を行ない事故は1例もありません。また重篤な異常事態が出現した場合には近隣病院へ搬送する手筈になっていますが、その様なことも1度もありません。
今後もさらに安全性を高め、より質の高い歯科医療を提供していける様努カしてまいります。


<なぜ、全身麻酔の前に検査や診察が必要なのでしょう?>

今までの説明でだいたい全身麻酔についてご理解いただけたと思います。より安全に治療を受けるために必要なこの全身麻酔も、患者さんの全身状態を知らずに麻酔をすることは大いに危険が伴うことは言うまでもありません。そこで、全身麻酔を受けても大丈夫かどうかを調べるために術前検査を行います。麻酔ガスによる全身麻酔ですので、かぜなど喉や鼻の状態がおかしい場合やアレルギー状態、咳き込む可能性がある場合などは治療や麻酔を延期した方が賢明といえます。また、貧血がありますと、麻酔ガスと共にからだの中に運ばれる酸素の量が少なくなり危険な状態になることもあります。そういう危険を避けるためにも予め血液の検査や胸のレントゲン検査などが行われるのです。

<いつから食事ができますか?>

麻酔中の患者さんには、安全のために必ず点滴が入れられますので、治療の後十分に目が覚めるまでは無理に水を飲まなくても心配ありません。完全に目が覚めて1時間程したら水分を摂らせてみます。もし、気持ちが悪くなって嘔吐するようでしたら、麻酔薬の影響がまだ残っていることがありますので、もうしばらく様子を観察したりします。乗り物酔いをするような、ちょっと神経質な患者さんの場合、麻酔そのものの影響はなくなっていても、数回の嘔吐を繰り返す場合もあります。この場合でも、麻酔中は十分に点滴から水分を補給していますので、例えすぐに水を飲まなくても心配はありません。水を飲ませて平気なようでしたら、しばらくした後食事を摂る事ができます。このように、麻酔から十分覚めて2時間程すると、ほとんどの場合普通に食べられるようになります。

<全身麻酔から覚めないことはあるの?>

現在の麻酔薬は薬が体に入っている間だけ効果があり、かつ速やかに体から外にでるため、麻酔から覚めないことはまずありません。また薬の副作用も非常に少なくなっているため、短期間のあいだに複数回の麻酔を受けても間題となることはまれです。手術前の患者さんの状態が悪い場合は麻酔の覚醒が遅れることもありますが、麻酔から覚めないということは通常はありません。


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一般社団法人・日本歯科麻酔学会

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